正直になる・・自分に
45才からの心の整理術 『PHP』編集部[編]
選ぶ本はその時の心のあり様を思いっきり反映しています。
特に何かがあったわけではないのですが、なんだか元気が出ない自分がいました。
【本日の引用】
「落ち込んだ時の気持ちの切り替え方」諸富祥彦(心理カウンセラー)
「脱同一化」
それは「どんな気持ちが出てきても、それをただ、認めて眺めていく」ことで、「自分」と「自分の一部である気持ち」とが同一ではないことを実感していく心の姿勢です。
たとえば「もういやだ」「こんな私いや」「自分なんて無価値だ」という気持ちが湧いてきたとしましょう。すると、そんな自分自身の気持ちに対して、「もういやなんだね。わかったよ。自分のことが無価値に思えて仕方がないんだね。私はあなたがそこにいるのを知ってますよ」とやさしく声をかけるようなつもりで、ただそれを認めて眺めていきます。
(中略)
このように、「自分の中に出てくるどんな気持ちに対しても――それが「落ち込み」や「自己否定」「妬み」「憎しみ」といったネガティブな気持ちであっても――それを「あってはいけない気持ち」として脇に追いやったり、すぐにポジティブな気持ちに変えていこうとするのではなく、「ただそれを認めて眺める」姿勢を保ち続けること。
(中略)
そしてそれが、「そこにあること」をていねいに認められた気持ちは、いつの間にか自然と、ポジティブな気持ちに変化していくのです。
『自分の中に湧いてくるどんな気持ちも、まずはていねいに認めてあげよう』
【気付き】
ネガティブな気持ち・・・持ってはいけないと思う自分があります。こうしたネガティブな気持ちを持つ自分なんて・・・と思う自分があります。
自然に湧き上がってくる感情ですが、それをあってはいけないものと蓋をして、ないものにしようとする自分があります。
でも、蓋をするだけで、その存在はなくならないのも事実だなと思いました。
今朝はなぜかもやもやする自分があり、こちらの本を手に取りました。
もやもやしている自分、こうした自分を認め、ただ受け入れる、それだけでいいのだな、そうしてもいいんだなと知ることができました。
【これからどうしていくか】
ネガティブな自分の気持ちを否定することなく、ただあるがままにそれを受け入れる。
自分を大事にしていきます。
そうすることで、次につながる、何かが自分の中で生まれるでしょうか…
抗わず、「自分に正直」が大事であるなと思いました。
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